1.JR総武本線千葉駅
島式5面10線の高架ホームを有する総武本線の駅である。
1番線から6番線は外房線方面線路が延び、
7番線から10番線は総武本線方面に線路が延びている。
その間に駅ビルが設置される形になっている。
1番線、2番線は総武線各駅停車が使用する。
全ての千葉で折り返し、中央緩行線に直通する。
3番線、4番線は内房線、5番線、6番線は外房線が使用する。
内房線は蘇我まで外房線の路線を使用するが、
運用上は千葉まで直通するため、千葉でホームを分けている。
7番線、8番線は総武本線が使用、9番線、10番線は成田線が使用する。
成田線は佐倉まで総武本線の線路を使用するが、
運用上は千葉まで直通するため、千葉でホームを分けている。
総武快速線は千葉から内房線、外房線、総武本線に直通し、
直通する路線別に3番線から10番線を使用する。
総武本線は東京から銚子までの幹線であり、錦糸町から御茶ノ水までの支線、
また小岩から分岐して金町、越中島貨物駅を結ぶ貨物専用線もある。
東京から錦糸町までは快速線のみで、錦糸町から千葉までは複々線となっており、
緩行線と快速線と別々の線路が敷設され、快速線は停車駅のみホームが設置されている。
千葉からは佐倉までは複線、佐倉から銚子までは単線となっている。
総武緩行線は中央緩行線と直通運転されていて、一般的にこの路線を「総武線」と呼び、
電車の案内表示も「中央・総武線」と表示されている。
旅客案内では千葉から銚子までの区間を「総武本線」とすることもある。
総武快速線は千葉から銚子本線に直通するほか、内房線、外房線にも乗り入れ、
また佐倉から成田線にも乗り入れている。
官設鉄道や現在の東北本線などを敷設した日本鉄道などの開業により、
全国的な鉄道敷設ブームが起こり、千葉県内でも佐原や成東の名士が名乗りを上げ、
本所(現・錦糸町)から佐原までを武総鉄道が出願、
本所(現・錦糸町)から銚子までを武州鉄道が出願した。
しかし江戸時代から海運が発達、また利根川開削などもあり、両社とも却下された。
競合した両社は合併を協議、1889年1月に総武鉄道が設立された。
社名は下総国、上総国の両総と武蔵国を結ぶ鉄道の意味で名付けられた。
1894年7月20日に市川から佐倉の区間が開業した。
同年12月9日には市川から本所(現・錦糸町)まで延伸、
1987年5月1日には佐倉から成東、
同年6月1日に成東から銚子まで延伸された。
1904年4月5日には本所から両国橋(現・両国)が延伸、
この時、東武鉄道亀戸線が亀戸から両国橋まで乗り入れてを開始、
この乗り入れは1910年3月27日まで続いた。
1906年3月31日に公布された鉄道国有法により、
総武鉄道は1907年9月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により総武本線となった。
1932年7月1日に両国から御茶ノ水まで延伸した。
総武緩行線の区間が全通、この時点ではお茶の水が起点となった。
成田空港開業に合わせて東京から成田に直通路線が計画され、
錦糸町から千葉までを複々線化、
東京から錦糸町まで地下トンネルを敷設することとされた。
1972年7月15日に東京から錦糸町までの区間が開業、
起点を御茶ノ水から東京に変更、錦糸町から御茶ノ水の区間は支線となった。
東京から銚子までは120.5km、錦糸町から御茶ノ水は4.3km、
旅客線は全線直流電化されている。
千葉駅は1894年7月20日に市川から佐倉の区間が敷設したのと同時に開業した。
開業時は本千葉に近い位置に存在していた。
総武本線東京方面や外房線は千葉でスイッチバックが必要だったため、
1963年4月28日に現在地に移転した。
移転に際して、現在の千葉中央公園あたりにあった京成千葉駅を現在地に移転、
現在の京成千葉中央駅附近にあった本千葉を現在地に移転した。
2010年から駅ビルの建て替え工事が開始され、
改札位置や駅構内のレイアウトを変更しながら工事が進められ、
2018年6月28日に駅ビルが全面開業した。
画像 de8169
撮影時刻 2003/06/14 16:10:27
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JR千葉駅北口。 画像 dd26594 撮影日時 2021/08/22 14:20:11 |
JR千葉駅西口。 中央口と比べると同じ駅と思えないくらい、 ひっそりとしている。 画像 de5139 撮影時刻 2002/08/03 06:32:07 |
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