38.JR京葉線千葉みなと駅




JR千葉みなと駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の高架ホームを有する京葉線の駅である。
島式ホームは1番線、2番線に付番され、1番線は下り蘇我方面が使用、
単式ホームは3番線に付番され、上り東京方面が使用する。
2番線は特急などの通過待ちで上下線で使用される。
高架下に駅舎機能が集約されている。

京葉線はもともと京葉貨物線として塩浜操(川崎貨物駅)から、
品川埠頭、蘇我を経由して、木更津まで至る路線の一部を旅客化したもので、
1986年に3月3日に西船橋から千葉みなとの区間が部分開業、
この時に終着駅として同時に開業した。
1988年12月1日には西船橋から新木場までの区間が延伸、
南船橋から西船橋の区間を二俣支線とし、
南船橋から二俣新町を経由して市川塩浜へ至る新設区間を本線、
西船橋から市川塩浜からまでの区間を高谷支線とした。
1990年3月10日には新木場から東京に至る区間も開業、全通した。
新木場から先の区間は成田新幹線用につくられた、
東京駅地下ホームに接続するルートで工事が進んだ。
新木場から先の京葉貨物線の区間は、
品川埠頭の東京貨物ターミナルから塩浜操までは東海道貨物線に編入されたが、
東京貨物ターミナルから新木場間は分割民営化後もJR東日本に編入されず、
後に東京臨海高速鉄道として旅客化される。

JR千葉駅からまっすぐに海岸に行った場所にある駅で、
京葉線はここを出ると外房線と合流して蘇我に至る。
駅の南側には稲毛海岸寄りにロータリーがあり、
蘇我寄りには港の先までまっすぐ延びた道がある。
その先には千葉ポートパークがあって、
その中に千葉県立美術館や千葉ポートタワーがある。
千葉ポートタワーは千葉港の先端に建っている、
地上125mの高さに5,571枚のミラーガラスで覆われた三角柱の展望棟である。
北口には千葉都市モノレールの駅が隣接していて、
JR千葉駅までの直通ルートを形成している。


画像 dd26438
撮影日時 2021/04/21 8:34:14

リニューアル前の千葉みなと駅南口。


画像 de8721
撮影時刻 2003/08/02 09:10:13
千葉都市モノレール千葉みなと駅。
JR千葉みなと駅の北側に隣接している。
但し直通通路は設置されていない。


画像 de8724
撮影時刻 2003/08/02 09:13:58




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