46.JR東北本線田端駅




JR田端駅は島式2面4線の地上ホームを有する山手線の駅である。
また山手線と並行して走っている京浜東北線もホームがあり、
田端から北側は東北本線として北上する京浜東北線と環状運転する山手線が分岐する。
方面別ホームになっており、一部時間帯で快速運転する京浜東北線と乗り換えが出来るようになっている。
山手線は品川線の名称で日本鉄道が敷設した現在の東北本線と官設鉄道の現在の東海道本線とを結ぶ路線として、
1885年3月1日に品川から赤羽まで区間が品川線の名称で敷設された。
田端に駅が出来たのは1896年4月1日で最初は東北本線単独駅として開業した。
後に山手線となる品川線の支線として池袋から田端まで開業したのは1903年4月1日である。
品川線が開業した時点では日本鉄道線(現・東北本線)の起点は上野、官設鉄道(現・東海道本線)の起点は新橋で、
二つの鉄道は繋がっておらず、日本鉄道では東北地方から集荷した農作物を横浜に運ぶために敷設したものである。
品川支線は同じ日本鉄道が敷設した海岸線(現・常磐線)が土浦線時台に敷設した田端駅までの路線に接続させ、
海岸線(現・常磐線)方面の貨物も品川線を経由して横浜方面に輸送するために敷設したものである。
開通当時は田端を起点としていた海岸線(現・常磐線)に東海道線品川からの直通線が計画され、
最初は目白を起点として田端までの直通路線が考えられたが、
市街地を貫通するために池袋から分岐する品川支線が施設された。
のちに海岸線の旅客線は東北線と同じく上野を起点としたため、
現在では常磐貨物線のみが田端から三河島までの路線として残っている。
池袋から赤羽のた゜は現在では赤羽線として埼京線の一部となり、
山手線は品川が起点、田端が終点となっている。
画像の北口新駅舎が完成したの2008年で、駅ビル“アトレヴィ田端”も開業している。
跨線橋の反対側にはJR東日本東京支社のビルがある。


画像 dd18017
撮影時刻 2012/04/07 12:51:12

JR田端駅の旧北口。


画像 de8049
撮影時刻 2003/06/08 12:04:22

JR田端駅南口。
跨線橋から住宅街の裏道に出る。
屋根は瓦葺きである。


画像 de8047
撮影時刻 2003/06/08 11:57:53




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