47.JR山手線駒込駅




JR駒込駅は島式1面2線の地上ホームを有する山手線の駅である。
1番線は外回り上野方面、2番線は内回り池袋方面なっており、2番線側に貨物線の側線がある。
山手線は品川線の名称で日本鉄道が敷設した現在の東北本線と官設鉄道の現在の東海道本線とを結ぶ路線として、
1885年3月1日に品川から赤羽まで区間が品川線の名称で敷設されたのだが、
その支線として1903年4月1日に池袋から田端までが敷設された。
品川線が開業した時点では日本鉄道線(現・東北本線)の起点は上野、官設鉄道(現・東海道本線)の起点は新橋で、
二つの鉄道は繋がっておらず、日本鉄道では東北地方から集荷した農作物を横浜に運ぶために敷設したものである。
品川支線は同じ日本鉄道が敷設した海岸線(現・常磐線)が土浦線時台に敷設した田端駅までの路線に接続させ、
海岸線(現・常磐線)方面の貨物も品川線を経由して横浜方面に輸送するために敷設したものである。
品川線支線として敷設された池袋から田端までの区間が敷設された1903年からおよそ7年後、
1910年11月15日に駒込駅は旅客営業のみの駅として開業した。
南口を下車して本郷通りを少し行くと六義園があり、また都立駒込病院も下車駅だが徒歩では少し距離がある。
1991年に営団南北線が本郷通り地下に建設され、駒込にも駅が設置されたがJRの駅舎から直接行くことは出来ない。
山手線唯一で唯一の踏切である第二中里踏切は田端側へ約400m程度行ったところにある。
2006年12月23日に駅舎の改良工事が改良し、現在のリニューアルされた駅舎が誕生した。
北口には染井吉野桜記念公園があり、桜のソメイヨシノの由来の地であることを記念して造られた。
園内には烏賊のような解説が書かれていた。

    ソメイヨシノ Prunus×yedoensis バラ科サクラ属

 エドヒガンとオオシマザクラの雑種。
 江戸末期、染井村(豊島区駒込)の植木屋が
 吉野の名で売り出したことが
 名前の由来になっています。


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撮影時刻 2012/04/07 10:53:40

JR駒込駅南口旧駅舎。


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撮影時刻 2003/06/08 12:12:14
JR駒込駅北口旧駅舎。
西口改札から線路北側に出る。
本郷通りに直接出る形で、
ロータリーなどはない。


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撮影時刻 2003/06/08 12:09:15
JR駒込駅東口。
住宅街にある出入り口で、
高架下に改札があり、
南北どちらにも出ることが出来る。


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撮影時刻 2003/06/08 12:21:00




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