66.新京成電鉄新津田沼駅




新京成電鉄は社名からも推測できるとおり京成電鉄の子会社で、京成津田沼から新鎌ヶ谷を経由して松戸までの26.5kmの路線である。
もともと戦前に鉄道連隊が演習線として施設したものを戦後になって京成電鉄が営業路線として再施設したものである。
但し営業的に成功するかどうか分からなかったため、下総電鉄の名で免許を申請し、子会社として新京成電鉄を設立した。
大半は演習線の跡地を利用したが、軍施設などを巡るルートを辿っているため、一部は新設された部分もある。
尚、京成津田沼に乗り入れているが起点は新津田沼駅であり、新津田沼から京成津田沼まで延伸したのである。
但し開業当時の新津田沼はもう少しJR津田沼寄りにあったが、京成津田沼乗り入れのために前原から南下した位置に移設された。
そのためJR津田沼からだいぶ離れた位置に新津田沼を設置したため不評で、この駅を藤崎台として旧新津田沼までの支線を復活させた。
しかしこの終点がふたつある方式も不評のため、現在の位置に新津田沼を設置し、直列に新津田沼−津田沼を結んだ。
そのため複線の新京成で新津田沼−津田沼間が単線で、しかも急なS字カーブを描いて京成津田沼に取り付くという無理な線形になってしまった。
新津田沼駅はイトーヨーカドーのビル内に設置されていて、JR津田沼からは北口から約300mの位置にある。

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撮影時刻 2003/06/29 18:03:01

新京成電鉄新津田沼駅北口。
ジャスコが出来た時に新しく作られた。


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撮影時刻 2004/09/18 18:03:39


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