71.JR総武本線市川駅




JR市川駅は島式2面4線の高架ホームを有する総武本線の駅である。
南側のホームは1番線、2番線に付番され、
1番線は緩行線上り、西行、御茶ノ水方面、
2番線は緩行線下り、東行、千葉方面が使用する。
北側のホームは3番線、4番線に付番され、
3番線は快速線上り東京方面、4番線は下り千葉方面が使用る。
上下線とも快速線ホームの外側には通過線があり、
特急や貨物列車、市川に停車しない快速線の通過待避を行う。
総武本線は総武鉄道によって敷設された路線で、
総武鉄道は本所から佐倉を経由して佐原を結ぶ武総鉄道と、
本所から佐倉を経由して銚子を結ぶ総州鉄道が競合したが、
利根運河との競合などを理由に両社とも却下され、
両社が統合して総武鉄道となり再申請して許可された。
1894年7月20日に市川から佐倉までの区間が開業、
同年12月9日に市川から本所(現・錦糸町)まで延伸した。
1897年5月1日に佐倉から成東まで延伸、
同年6月1日に銚子まで延伸された。
1904年4月5日に本所から両国橋(現・両国)が開業した。
1週間前の同年3月29日には亀戸駅が開業し、
東武鉄道亀戸線が亀戸から乗り入れていた。
総武鉄道は1907年9月1日に鉄道国有法により国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により総武本線となった。
東武鉄道の乗り入れは1910年3月27日に廃止されている。
1932年7月1日に両国から御茶ノ水までが延伸、全通した。
1968年6月頃から高架化、複々線化の工事が開始され、
同年10月1日より快速列車の運転が開始され、市川は停車駅となった。
1970年7月12日に高架線の使用を開始、
1972年7月15日に錦糸町から津田沼の区間で複々線化が完成した。
市川は住宅街の中にある駅で、高校や大学などが多い文教地区でもある。
また北口から大門通りを行くと真間山弘法寺や手児奈霊堂に至る。
2020年3月26日に駅ビルがリニューアルされた。


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撮影日時 2019/08/31 11:20:56

JR市川駅北口。


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撮影時刻 2002/08/31 12:43:31
リニューアル前のJR市川駅南口。


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撮影時刻 2002/11/17 13:49:46




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