87.JR中央本線千駄ヶ谷駅





JR千駄ヶ谷駅は単式2面2線の地上ホームを有する中央本線の駅である。
中央・総武緩行線のホームのみ設置され、中央快速線は停車しない。
1番線は中央・総武緩行線西行三鷹方面が使用、
2番線は中央・総武緩行線東行御茶ノ水、千葉方面が使用する。
中央本線は甲斐(現・甲府)と武蔵(現・東京)を結ぶ鉄道として、
明治の鉄道黎明期に誕生した甲武鉄道が、
1889年4月11日に新宿から立川までの区間を開業させた。
同年8月11日には立川から八王子まで延伸、
1894年10月19日には新宿から牛込(現・廃止)まで延伸、
1985年4月3日には飯田町(現・廃止)まで延伸した。
1904年12月31日に飯田町から御茶ノ水まで延伸された。
1906年3月31日公布の鉄道国有法により、甲武鉄道は国有化された。
1908年4月19日には御茶ノ水から更に昌平橋(現・廃止)まで延伸し、
1909年10月12日に国有鉄道線路名称設定で中央東線となった。
1912年4月1日には万世橋が開業して昌平橋は廃止された。
中央停車場として建設された東京駅が1914年12月20日に開業し、
1919年1月25日に中央本線も東京駅に乗り入れとなった。
神田もこの時に同時に開業している。
1925年11月1日には東北本線が秋葉原から延伸された。
戦後の1956年9月17日にはホームが増設され、
山手線と京浜東北線の乗り場が分離された。
現在の飯田橋付近から新宿までの区間は1894年10月19日に敷設されたが、
この時はまだ千駄ヶ谷の駅はなく、
ここに駅が設置されたのは1904年8月21日である。
駅舎は首都高4号新宿線の下にあり、そのために圧迫感がある。
東京体育館や国立能楽堂への下車駅であり、東京体育館の裏は神宮外苑になっている。
駅舎の反対側は新宿御苑になっており、反対側への出入り口はない。
2020年東京オリンピックに合わせ、駅舎がリニューアルされた。


画像 dd26307
撮影日時 2020/11/01 8:48:50

千駄ヶ谷駅全景。


画像 dd26308
撮影日時 2020/11/01 8:50:55
リニューアル前の千駄ヶ谷駅。


画像 de5482
撮影時刻 2002/08/31 16:13:45
下り線の反対側に設置された臨時ホーム。


画像 de5487
撮影時刻 2002/08/31 16:22:39




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