90.JR中央本線飯田橋駅
JR飯田橋駅は島式1面2線の高架ホームを有する中央本線の駅である。
運用上は中央快速は停車せず、
総武緩行線と直通する中央緩行線のホームのみがある。
1番線は中央・総武緩行線東行千葉方面が使用、
2番線は中央・総武緩行線西行三鷹方面が使用する。
中央本線は甲斐(現・甲府)と武蔵(現・東京)を結ぶ鉄道として、
明治の鉄道黎明期に誕生した甲武鉄道が、
1889年4月11日に新宿から立川までの区間を開業させた。
同年8月11日には立川から八王子まで延伸、
1894年10月19日には新宿から牛込(現・廃止)まで延伸、
1985年4月3日には飯田町(現・廃止)まで延伸した。
1904年12月31日に飯田町から御茶ノ水まで延伸された。
1906年3月31日公布の鉄道国有法により、甲武鉄道は国有化された。
1908年4月19日には御茶ノ水から更に昌平橋(現・廃止)まで延伸し、
1909年10月12日に国有鉄道線路名称設定で中央東線となった。
1912年4月1日には万世橋が開業して昌平橋は廃止された。
中央停車場として建設された東京駅が1914年12月20日に開業し、
1919年1月25日に中央本線も東京駅に乗り入れとなった。
神田もこの時に同時に開業している。
1925年11月1日には東北本線が秋葉原から延伸された。
戦後の1956年9月17日にはホームが増設され、
山手線と京浜東北線の乗り場が分離された。
飯田橋駅の元となったのは、
1894年10月19日に開業した牛込と、
1985年4月3日に延伸して開業した飯田町で、
関東大震災で被災した路線の復興時に、
1928年11月15日に牛込駅と飯田町が統合し、
両駅の中間に出来たのは飯田橋である。
かつて飯田橋と水道橋との間に貨物駅があったが、
この跡地の利用を巡っては国鉄精算事業団の間でもいろいろともめたことでも有名。
また以前はカーブのところに作ったために、電車とホームの間が大きく空いていた。
この隙間への転落事故も多く、抜本的な解決のため、
2020年7月12日にホームを200mほど新宿方面に移設して、
ホームとの隙間を解消させるとともに晋西口駅舎の供用を開始した。
画像は西口で、外濠の牛込橋に出る事ができる。
画像 dd26304
撮影日時 2020/11/01 8:31:14
JR飯田橋駅旧西口。 画像 de1363 撮影時刻 2001/08/05 12:13:25 |
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飯田橋駅東口。 目白通りと外堀通りの交差点に出る。 画像 de1361 撮影時刻 2001/08/05 12:08:21 |
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