1006.JR奥羽本線大館駅
JR大館駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する奥羽本線の駅である。
また好摩を起点、大館を終点とする花輪線も接続していて、
1番線は奥羽本線上り、2番線は奥羽本線下り、3番線は花輪線の大館始発の奥羽本線上下線が使用する。
単式ホームの1番線と島式ホームの2番線の間に貨物列車の通過線が設置されていて、
2つのホームは跨線橋で結ばれている。
かつては小坂製錬の小坂線、同和鉱業の花岡線も乗り入れていた。
奥羽本線は官設鉄道として青森から奥羽北線として、福島から奥羽南線として建設が始まった。
奥羽北線は1984年12月1日に青森から弘前が部分開業、1985年10月21日には碇ヶ関まで延伸、
1899年6月21日には白沢まで延伸、同年11月15日には大館まで延伸、この時に終着駅として開業した。
1900年10月7日には鷹ノ巣まで延伸して中間駅となり、、1901年11月1日には能代(現・東能代)まで延伸、
1902年8月1日には五城目(現・八郎潟)まで延伸、同年10月21日には秋田まで延伸、
1903年10月1日には和田まで延伸、1904年8月21日には神宮寺まで延伸、同年12月21日には大曲まで延伸、
そして1905年6月15日には横手までの延伸が完了した。
一方、奥羽南線は1899年5月15日に福島から米沢が部分開業、1900年4月21日は赤湯まで延伸、
1901年2月15日には上ノ山(現・かみのやま温泉)まで延伸、同年4月11日には山形まで延伸、
同年8月23日には楯岡(現・村山)まで延伸、同年10月21日には大石田まで延伸、
1902年7月21日には舟形まで延伸、1903年6月11には新庄まで延伸、
1904年10月21日には院内まで延伸、1905年7月5日には湯沢まで延伸、この時に終着駅として開業した。
同年9月14日には横手まで延伸して途中駅になり、この延伸で奥羽本線は全通した。
1908年に開業した専修鉄道を改修し、1909年5月7日に小坂製錬小坂線が小坂駅まで開業した。
1909年10月12日に線路名称制定により奥羽本線となった。
秋田鉄道が1914年7月1日に扇田まで開業、1916年1月26日には同和鉱業花岡線が開業した。
1934年6月1日に秋田鉄道は国有化され、花輪線となった。
1985年4月1日に同和鉱業花岡線が廃止、
1994年10月1日には小坂製錬小坂線が旅客営業廃止、2008年3月12日には貨物営業も廃止された。
大館は忠犬ハチ公の出身地であり、駅前には銅像も設置されている。
大館駅前には1935年7月にハチ公像が設置されたが、戦時中の金属供出により回収された。
現在の銅像は1987年に再建された2代目である。
画像 dd09287
撮影時刻 2007/11/18 08:47:03
駅前の「忠犬ハチ公」像。 画像 dd09285 撮影時刻 2007/11/18 08:44:58 |
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秋田犬の像。 画像 dd09286 撮影時刻 2007/11/18 08:45:27 |
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