1009.JR奥羽本線土崎駅
JR土崎駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する奥羽本線の駅である。
また追分から分岐する男鹿線の列車も運行上は秋田まで乗り入れており、土崎にも停車する。
秋田港までを結ぶ貨物支線、通称“秋田港線”も分岐している。
1番線は下り、3番線は上りが使用、2番線は旅客営業線は使用しない。
奥羽本線は官設鉄道として青森から奥羽北線として、福島から奥羽南線として建設が始まった。
奥羽北線は1984年12月1日に青森から弘前が部分開業、1985年10月21日には碇ヶ関まで延伸、
1899年6月21日には白沢まで延伸、同年11月15日には大館まで延伸、
1900年10月7日には鷹ノ巣まで延伸、1901年11月1日には能代(現・東能代)まで延伸、
1902年8月1日には五城目(現・八郎潟)まで延伸、
同年10月21日には秋田まで延伸、この時に土崎も同時に開業した。
1903年10月1日には和田まで延伸、1904年8月21日には神宮寺まで延伸、同年12月21日には大曲まで延伸、
そして1905年6月15日には横手までの延伸が完了した。
一方、奥羽南線は1899年5月15日に福島から米沢が部分開業、1900年4月21日は赤湯まで延伸、
1901年2月15日には上ノ山(現・かみのやま温泉)まで延伸、同年4月11日には山形まで延伸、
同年8月23日には楯岡(現・村山)まで延伸、同年10月21日には大石田まで延伸、
1902年7月21日には舟形まで延伸、1903年6月11には新庄まで延伸、
1904年10月21日には院内まで延伸、1905年7月5日には湯沢まで延伸、この時に終着駅として開業した。
同年9月14日には横手まで延伸して途中駅になり、この延伸で奥羽本線は全通した。
現在の駅舎は1926年10月に建設、2012年10月にはリニューアルされた。
駅には駅名由来が以下のように書かれている。
−土崎駅−
旧雄物川の河口にある「土崎港」は、古くから能登や京都・大阪・北海道との交易で栄えました。
昔、雄物川の流れが変化してまわりの土を崩し、そこに河水が流れ込みました。
その後自然に河床ができ、やがて天然の港が形づくられました。
この川の動きから「土裂」の名がつき、「土崎」となったということです。
駅名は、この港の名にちなんでつけられました。
画像 dd09301
撮影時刻 2007/11/18 13:08:13
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