1036.関東鉄道竜ヶ崎駅
関東鉄道竜ヶ崎駅は単式1面1線の地上ホームを有する竜ヶ崎線の駅である。
かつては頭端式1面2線だったが、そのうち1線を埋めて駐車場としている。
また構内の一部は車両基地も兼ねている。
地名は茨城県「龍ケ崎市」であるが、駅名と路線名は「竜ヶ崎」を用いる。
現在の竜ヶ崎線は1898年4月に竜崎馬車鉄道の社名で設立された竜崎鉄道が、
1900年8月14日に竜崎から佐貫までを敷設したことに始まる。
竜ヶ崎駅もこの時に終着駅として同時に開業した。
もともとは藤代を起点に計画されていたが、経費節減のため小貝川を回避して、
佐貫を起点に変更、全区間が一閉塞区間という非電化単線路線である。
戦時中の1944年5月13日に竜崎鉄道は鹿島参宮鉄道に路線を譲渡された。
一方で1913年11月1日に取手から下館間を敷設した常総鉄道と、
1918年4月17日に土浦−筑波間、同年9月7日に真壁−岩瀬間を敷設させた筑波鉄道が、
1945年3月20日に合併して誕生したのが常総筑波鉄道であり、
1965年6月1日に常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道が合併して関東鉄道が誕生した。
この時点で所有路線は、常総鉄道が敷設した取手−下館間51.1kmの常総線、
筑波鉄道が敷設した土浦−岩瀬間40.1kmの筑波線、
鹿島参宮鉄道が敷設した石岡−鉾田27.2kmの鉾田線、
竜崎鉄道の佐貫−竜ヶ崎間4.5kmの竜ヶ崎線の4路線だった。
しかし1979年4月1日に赤字路線だった鉾田線と筑波線を分社化、
鉾田線は鹿島鉄道が、筑波線は筑波鉄道が引き継いだ。
しかし筑波鉄道が引き継いだ筑波線は1987年4月1日に廃止、
鹿島鉄道が引き継いだ鉾田線は2007年4月1日に廃止されてしまった。
画像 dd10649
撮影時刻 2008/06/28 10:07:13
竜ヶ崎駅全景。 画像 dd10655 撮影時刻 2008/06/28 10:15:02 |
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