1074.西日本鉄道和白駅



西日本鉄道和白駅は相対式2面2線の地上ホームを有する貝塚線の駅である。
1番線は貝塚方面、2番線は新宮方面の列車が使用する。
JR香椎線と西鉄貝塚線は平行する形で走って通り、
西鉄和白駅の駅舎はJR香椎線と西鉄貝塚線の線路に挟まれる形で設置されている。
和白に駅が設置されたのは、1905年1月24日に博多湾鉄道が粕屋線に簡易停留所を設置したのが始まりである。
博多湾鉄道は西戸崎と各地の炭田を結ぶことを目的に1900年に設立された会社で、
粕屋線は1904年1月1日に西戸崎から須恵までを敷設され、
1905年6月1日には須恵から新原まで延伸、同年12月29日には新原から宇美まで延伸された。
博多湾鉄道は海運業に参入し1920年3月25日に博多湾鉄道汽船に社名変更した。
現在の貝塚線は1924年5月23日に博多湾鉄道汽船が、
1924年5月23日にが新博多(後の千鳥橋)から和白までの区間を開業させ、
1925年7月1日には和白から宮地岳まで延伸された。
戦時中の1942年9月19日に九州電気軌道に合併、3日後の同年9月22日に西日本鉄道に改称、
この時に路線名も宮地岳線となった。
1951年7月1日には宮地岳を移転の上、津屋崎まで延伸されたが、
2007年4月1日に新宮から津屋崎までが廃止、
路線名の由来となった宮地岳も廃止されてしまったために路線名を貝塚線に変更した。


画像 dd11572
撮影時刻 2008/10/17 11:38:28



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