1084.JR室蘭本線東室蘭駅



JR東室蘭駅は島式2面4線の地上ホームを有する室蘭本線の駅である。
室蘭本線は長万部から岩見沢までの本線と東室蘭から分岐して室蘭までを結ぶ支線があり、
東室蘭は支線への分岐駅になっている。
2番線、3番線は支線から折り返し列車が使用、3番線は特急待避の普通列車が使用、
4番線は本線上り及び特急列車、5番線は本線下り及び特急列車が使用する。
1番線は欠番となっている。
札幌から東室蘭を経由して室蘭に直通する特急電車の設定があるため電化されているが、
普通列車はキハ40系の気動車が使用、また東室蘭から長万部は電化されていない。
室蘭本線は室蘭から岩見沢までの区間は北海道炭礦鉄道によって敷設され、
その後国有化されてから長輪線として建設された東輪西(現・東室蘭)から長万部の区間からなる。
北海道炭礦鉄道は炭鉱から産出される石炭を積出港に運搬する目的で敷設され、
函館本線の一部などを敷設した鉄道会社で、
1892年8月1日に室蘭(現・東室蘭)から岩見沢までの区間を開業させた。
1897年7月1日に室蘭(現・東室蘭)を輪西に改称の上、室蘭までを延伸開業した。
北海道炭礦鉄道は鉄道国有法により1906年10月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定により室蘭から岩見沢までが室蘭本線の駅である。
1923年12月10日には長輪線として長万部から静狩が開業、
1925年8月20日には輪西(現・東室蘭)から伊達紋別まで長輪東線として敷設、
長万部から静狩の開業区間を長輪西線に改称した。
1928年9月10日には静狩から伊達紋別の区間が開業、長輪西線と長輪東線を合わせて長輪線とする。
1931年4月1日に長輪線を室蘭本線に編入、同時に東輪西から室蘭までが支線となる。
同年9月1日に輪西を東室蘭に改称した。


画像 dd12024
撮影時刻 2008/11/13 09:45:10

JR東室蘭駅西口。


画像 dd12025
撮影時刻 2008/11/13 09:48:37
 




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