1089.JR根室本線東釧路駅
JR東釧路駅は島式1面2線の地上ホームを有する根室本線の駅である。
根室本線のうち、釧路から根室までの区間は「花咲線」の愛称がつけられている。
また釧網本線が東根室から分岐しているが、運行上は釧路まで乗り入れている。
1番線が釧網本線、2番線が根室本線が使用、構内踏切で結ばれている。
根室本線は北海道鉄道敷設法により旭川と釧路を結ぶ幹線鉄道として建設された。
北海道官設鉄道によって旭川からは十勝線として、釧路からは釧路線として敷設されていった。
十勝線は1899年9月1日に旭川から美瑛の区間が開業、同年11月15日に上富良野まで延伸、
1900年8月1日に下富良野(現・富良野)まで延伸、同年12月2日に鹿越(現・廃止)まで延伸、
1901年9月3日に落合まで延伸、1905年4月1日に官設鉄道に移管された。
釧路線は1901年7月20日に釧路(のちの浜釧路、現・廃止)から白糠までが開業、
1903年3月1日に音別まで延伸、同年12月15日に浦幌まで延伸、
1904年8月12日に豊頃まで延伸、同年12月15日に利別まで延伸、1905年4月1日に官設鉄道に移管された。
移設後の同年12月1日に帯広まで延伸、1907年9月8日に落合と帯広までが開業し旭川から釧路までの区間が全通、
1909年10月12日の線路名称制定により同区間が釧路線となる。
1913年11月10日に滝川から下富良野までの新線が開業、
それに合わせて新線と合わせて滝川から釧路までを釧路本線とし、旭川から下富良野までを富良野線として分離した。
1917年12月1日に釧路から厚岸まで延伸、1919年11月25日に厚床まで延伸、
1920年1月16日に西和田ので延伸、1921年8月5日に根室まで延伸して全通した。
全通に合わせて滝川から根室までの区間を釧路本線から根室本線に改称した。
1923年9月25日に釧路から上別保(現・別保)の間から分岐する貨物支線が開業、
1925年3月16日に分岐点に別保信号場を設置、釧路臨海鉄道が乗り入れを開始した。
1927年9月15日には釧網線(現・釧網本線)が乗り入れ、
別保信号場は1928年11月11日に東釧路が駅として開業した。
釧路臨海鉄道は1963年11月1日に旅客営業を廃止、1986年11月1日には乗り入れも廃止した。
画像 dd12091
撮影時刻 2008/11/14 13:23:43
ホーム側から見たJR東釧路駅。 画像 dd12090 撮影時刻 2008/11/14 13:22:55 |
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