1092.JR根室本線根室駅
JR根室駅は単式1面1線の地上ホームを有する根室本線の終着駅である。
ホームの北側に接して駅舎があり、南側には側線がある。
根室本線は北海道官設鉄道によって旭川から十勝線、釧路から釧路線として敷設され、
十勝線、釧路線ともに1905年4月1日に官設鉄道に移管された。
全通後に滝川からの新線が敷設され、滝川から釧路までを釧路本線とし、
旭川から下富良野までを富良野線として分離された。
釧路本線として釧路から順次延伸され、1921年8月5日に根室まで延伸された。
全通に合わせて滝川から根室までの区間を釧路本線から根室本線に改称した。
開業時は日本最東端の駅だったが、1929年に開業した根室拓殖鉄道の歯舞駅が最東端となり、
この路線が1961年に廃止されるまで最東端の駅の座を譲った。
根室拓殖鉄道が廃止されると再び最東端の駅となったが、
1961年9月1日に根室本線東根室駅が開業すると再び最東端の座を譲った。
1934年8月12日に根室港に向かって貨物支線が開業したが、1965年10月1日に廃止された。
駅名、市名の「根室」はアイヌ語の「メム・オロ・ペッ」に由来し、
その意味は「わきつぼがそこにある川」である。
画像 dd12109
撮影時刻 2008/11/15 08:53:46
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