1099.京王電鉄分倍河原駅



京王電鉄分倍河原駅は相対式2面2線の高架ホームを有する京王線の駅であり、
またJR南武線も接続し、相対式2面2線の地上駅が設置されている。
京王線のホームは盛り土の上に設置され、1番線は下り、2番線は上りが使用する。
南武線は1番線は上り、2番線は下りが使用する。
分倍河原に最初に路線を引いたのは京王線の前身の一部である玉南電気鉄道で、
1925年3月24日に府中から東八王子の区間を敷設した時に「屋敷分」の駅名で開業した。
玉南電気鉄道は翌年の1926年12月1日に京王電気軌道と合併した。
現在の南武線となる南武鉄道は1828年12月11日に大丸停留場(現・南多摩)から延伸開業、
その時に終着駅として「屋敷分」として開業、同時に京王電気軌道は駅名を「分倍河原」に変更した。
京王電気軌道は1929年3月12日に南武鉄道と連絡するために移転、
同年12月11日には南武鉄道は立川まで延伸、この時期に南武鉄道も「分倍河原」と駅名を変更した。
京王電気軌道は戦時中の1944年5月31日に東京急行電鉄に合併される。
東京急行電鉄は1942年5月1日に東京横浜電鉄が小田急電鉄、京浜電気鉄道を合併して社名変更した会社で、
戦後の1948年6月1日に東京急行電鉄から京王帝都電鉄が分離、
1998年7月1日に京王帝都電鉄から京王電鉄に社名変更する。
一方、南武鉄道も1944年4月1日に改正陸運統制令に基づく戦時買収により国有化され、南武線となった。
開業当時の駅名である「屋敷分」は当時の村名から来ている。
現在の駅名である「分倍河原」は新田義貞と鎌倉幕府軍が戦った古戦場に由来する。


画像 dd12494
撮影時刻 2009/07/05 12:28:15

駅前ロータリーの新田義貞像。


画像 dd12493
撮影時刻 2009/07/05 12:25:08




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