1138.紀州鉄道学門駅
紀州鉄道学門駅は単式1面1線の地上ホームを有する紀州鉄道線の無人駅である。
紀州鉄道は街から外れた場所に敷設された紀勢本線から御坊市の中心部にアクセスする鉄道として、
御坊臨港鉄道の名称で1928年に設立された。
1931年6月15日御坊から御坊町(現・紀伊御坊)が部分開業した。
この時に「中学前」の名称で駅が設置されたが、1941年12月8日に廃止された。
1932年4月10日には松原口(現・西御坊)まで延伸、
1934年8月10日に終点の日高川まで延伸して全通した。
御坊臨海鉄道は1960年代に廃止の危機に追い込まれたが、
1972年には磐梯電鉄不動産が御坊臨海鉄道を買収、翌年社名を紀州鉄道とした。
1979年4月1日に鶴屋産業の傘下に入り、鉄道営業のほかにリゾート開発に力を入れる。
この年の8月1日に中学前跡地付近に「学門」が開業する。
だが、1989年4月1日に西御坊から日高川までが廃止され、現在の2.7kmの営業区間となった。
駅名の由来は和歌山県立日高高等学校及び附属中学校の裏門が隣接することによる。
ホームには「学門地蔵」が設置されている。
画像 dd13487
撮影時刻 2009/08/21 14:06:18
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