1139.紀州鉄道紀州御坊駅



紀州鉄道紀州御坊駅は単式1面1線の地上ホームを有する紀州鉄道線の駅である。
駅員配置駅であり、また車両基地も兼ねていて2本の側線がある。
元は相対式2面2線の構造だった。
紀州鉄道は街から外れた場所に敷設された紀勢本線から御坊市の中心部にアクセスする鉄道として、
御坊臨港鉄道の名称で1928年に設立された。
1931年6月15日御坊から部分開業し、この時終着駅として「御坊町」の名称で開業した。
同月中に「紀伊御坊」に改称された。
1932年4月10日には松原口(現・西御坊)まで延伸、
1934年8月10日に終点の日高川まで延伸して全通した。
御坊臨海鉄道は1960年代に廃止の危機に追い込まれたが、
1972年には磐梯電鉄不動産が御坊臨海鉄道を買収、翌年社名を紀州鉄道とした。
1979年4月1日に鶴屋産業の傘下に入り、鉄道営業のほかにリゾート開発に力を入れる。
1989年4月1日に西御坊から日高川までが廃止され、現在の2.7kmの営業区間となった。


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撮影時刻 2009/08/21 14:50:42



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