1141.紀州鉄道西御坊駅



紀州鉄道西御坊駅は単式1面1線の地上ホームを有する紀州鉄道線の無人駅である。
かつては駅の西側にある大和紡績(現・ダイワボウマテリアルズ)和歌山工場への専用線が設置されていた。
紀州鉄道は街から外れた場所に敷設された紀勢本線から御坊市の中心部にアクセスする鉄道として、
御坊臨港鉄道の名称で1928年に設立された。
1931年6月15日御坊から御坊町(現・紀伊御坊)が部分開業した。
1932年4月10日に延伸、この時に終着駅として開業した。
開業時は「松原口」の駅名だったが、同月中に「西御坊」に改称された。
1934年8月10日に終点の日高川まで延伸全通して中間駅になったが、
1989年4月1日に西御坊から日高川までが廃止されて再び終着駅となった。
御坊臨海鉄道は1960年代に廃止の危機に追い込まれたが、
1972年には磐梯電鉄不動産が御坊臨海鉄道を買収、翌年社名を紀州鉄道とした。
1979年4月1日に鶴屋産業の傘下に入り、鉄道営業のほかにリゾート開発に力を入れる。
廃止区間も一部は線路が残されており、車止めの先にも線路が続いている。


画像 dd13504
撮影時刻 2009/08/21 15:10:36



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