1143.南海電鉄諏訪ノ森駅



南海電鉄諏訪ノ森駅は単式2面2線の地上ホームを有する南海本線の駅である。
ホームは千鳥配置になっており、踏切を挟んで反対側に配置されている。
そのため駅舎も独立しており、画像は上り方面の駅舎で国の登録有形文化財に登録されている。
南海本線は大阪堺間鉄道の社名で1884年6月16日にが設立され、
同年11月22日に阪堺鉄道に社名変更された会社によって、
1885年12月29日に難波から大和川(現・廃止)の区間が敷設されたのに始まる。
1895年8月25日には南海鉄道が設立され、1898年10月1日に阪堺鉄道を合併した。
社名の「南海」は南海道(紀伊、淡路島、四国)へ路線延長を目指したことによる。
1903年3月21日には難波から和歌山市までが全通した。
諏訪ノ森は1907年12月20日に「北浜寺」の駅名で開業した。
1908年12月1日には「諏訪ノ森」に駅名変更された。
戦時中の1944年6月1日に関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道が誕生、
戦後の1925年に設立された高野山電気鉄道が南海電気鉄道に社名変更し、
1947年6月1日に旧・南海鉄道の路線を引き継いだ。
2028年を目処に高架化が計画されているが、駅舎は保存される予定である。


画像 dd13521
撮影時刻 2009/08/22 09:40:45

下り方面駅舎。


画像 dd13517
撮影時刻 2009/08/22 09:35:02




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