1147.京阪電鉄宇治駅



京阪電鉄宇治駅は頭端式1面2線の地上ホームを有する宇治線の終着駅である。
宇治線は京阪本線中書島から分岐して宇治までを結ぶ路線で、
基本的には2番線を使用、1番線はラッシュ時などに使用される。
かつては京都方面から直通する列車もあったが、現在は宇治線のみを往復する。
京阪電気鉄道は1906年11月19日に設立され、
1910年4月15日に天満橋から五条(現・清水五条)までが開業した。
宇治線は宇治川電気軌道が所有していた路線特許を買収して、
1913年6月1日に開業、宇治もその時終着駅として開業した。
しかし開業当時はJR奈良線の南側に位置していたが、
1995年6月17日に駅前再開発に伴い、奈良線の北側の現在地に移転した。
その後京阪電気鉄道は1922年には新京阪鉄道を設立、新京阪線、千里山線、嵐山線を敷設し1930年に合併する。
そのほか、和歌山水力電気を合併、京津電気軌道を合併、琵琶湖鉄道汽船を合併する。
1930年には和歌山水力電気の事業を合同電気に譲渡、
1942年10月1日に陸上交通事業調整法により阪神急行電鉄と合併して社名が京阪神電鉄となる。
戦後の1949年12月1日に京阪本線などを分離して京阪電気鉄道として独立する。
新京阪鉄道の路線は京阪神急行電鉄に残り、現在の阪急電鉄京都本線となる。
1989年には鴨東線が開業し、出町柳まで延伸し、叡山電鉄と接続、
叡山電鉄は京福電気の子会社から2002年に京阪電気鉄道の完全子会社となっている。


画像 dd13574
撮影時刻 2009/08/22 14:49:04



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