1148.京阪電鉄六地蔵駅
京阪電鉄六地蔵駅は相対式2面2線の地上ホームを有する京阪宇治線の駅である。
山科川の西側堤防の盛土の上にホームが設置されており、所在地は京都市伏見区になる。
JR奈良線、京都市営地下鉄東西線の駅は山科川を挟んで東側に位置する。
開業当時は地平にホームがあったが、山科川に堤防が築造された時に現在地に移動した。
以前の場所より東側200m先に移動している。
盛土上にホームがあるため、1階が改札、2階がホームになっており、1番線は上り、2番線は下りとなる。
駅名の「六地蔵」は京都六地蔵のひとつである大善寺が西北西に位置することに由来する。
京阪電気鉄道は1906年11月19日に設立され、
1910年4月15日に天満橋から五条(現・清水五条)までが開業した。
宇治線は宇治川電気軌道が所有していた路線特許を買収して、
1913年6月1日に開業、この時に終着駅として開業した。
1917年の大正大洪水や1953年の台風13号、1961年の第2室戸台風などで、
たびたび浸水するなどの水害に遭遇し、1966年に3月に山科川築堤嵩上げに伴い、
築堤上にホームも移設された。
その後京阪電気鉄道は1922年には新京阪鉄道を設立、新京阪線、千里山線、嵐山線を敷設し1930年に合併する。
そのほか、和歌山水力電気を合併、京津電気軌道を合併、琵琶湖鉄道汽船を合併する。
1930年には和歌山水力電気の事業を合同電気に譲渡、
1942年10月1日に陸上交通事業調整法により阪神急行電鉄と合併して社名が京阪神電鉄となる。
戦後の1949年12月1日に京阪本線などを分離して京阪電気鉄道として独立する。
新京阪鉄道の路線は京阪神急行電鉄に残り、現在の阪急電鉄京都本線となる。
1989年には鴨東線が開業し、出町柳まで延伸し、叡山電鉄と接続、
叡山電鉄は京福電気の子会社から2002年に京阪電気鉄道の完全子会社となっている。
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撮影時刻 2009/08/22 15:10:56
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