1167.大井川鐵道千頭駅
大井川鐵道千頭駅は頭端式2面4線と単式1面1線の計3面5線の地上ホームを有する大井川鐵道の駅である。
大井川本線の終着駅であり、また井川線の起点にもなっている。
頭端式ホームの1番線から4番線が大井川本線専用、6番線が井川線専用のホームとなっている。
井川線ホームには中間改札が設置されていてる。
駅構内には側線が何本かあり、実質的な車両基地の機能を有している。
また蒸気機関車のために転車台も設置されている。
大井川鐵道は駿府鉄道の名称で設立され、1922年5月1日に現社名に名称変更した。
大井川本線は1927年6月10日に金谷から横岡(現・廃止)の区間が敷設され、
1931年12月1日には千頭まで延伸開業した。
井川線は1935年3月20日に大井川電力の専用線として千頭から大井川発電所(現・廃止)までが敷設され、
ダムの建設要員や資材の運搬を行った。
1954年4月11日に大井川ダムから堂平までの区間が中部電力の専用線として開業した。
1959年8月1日に中部電力から大井川鐵道に路線が委託され、旅客営業を開始した。
1971年4月1日に井川から堂平までの区間が廃止された。
長島ダム建設のため一部の区間が水没することとなり、水没区間を回避する新線が敷設された。
1990年10月2日にアプトいちしろから接岨峡温泉の区間が新線に切り替えられ、
またアプトいちしろから長島ダムまでは90.0‰の急勾配があり、アプト式が採用された。
画像 dd13850
撮影時刻 2009/09/05 11:52:37
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