1177.JR函館本線倶知安駅



JR倶知安駅は島式1面2線の地上ホームを有する函館本線の駅である。
もともとは島式ホームに加えて駅舎側に単式ホームが設置されていたが、
単式ホームを使用していた胆振線が廃止になったために撤去された。
そのため1番線は欠番となり、2番線は上りと折り返し下り列車、3番線は下りが使用する。
また北海道新幹線が新函館北斗から札幌まで延伸する時には倶知安にも乗り入れ予定であり、
現在の在来線ホームの西側に新幹線ホームが設置される予定である。
1904年10月15日に北海道鉄道が歌棄(現・熱郛)から小沢まで延伸した時に同時に開業した。
北海道鉄道は1907年7月1日に国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定により函館本線となった。
1919年11月15日には京極軽便線が倶知安から京極まで敷設された。
京極軽便線は1922年9月2日に京極線に改称された。
1828年10月21日に京極から喜茂別までの胆振鉄道が開業、
1940年12月15日に伊達紋別から徳瞬瞥までが胆振縦貫鉄道によって敷設、
1941年9月27日に胆振縦貫鉄道が胆振鉄道を買収、同年10月12日に徳瞬瞥から西喜茂別まで延伸した。
戦時中の1944年7月1日に胆振縦貫鉄道が国有化され、西喜茂別から喜茂別が廃止された。
胆振縦貫鉄道の路線に京極線を編入、胆振線となった。
しかし第2次特定地方交通線として廃止が承認され、1986年11月1日に全線廃止となった。
駅名はアイヌ語の「クチャ・ウン・ナイ」に由来し、「猟人のいる小屋のある沢」の意である。


画像 dd14203
撮影時刻 2009/09/13 13:55:38



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