1238.JR福知山線川西池田駅



JR川西池田駅は島式2面4線の地上ホームを有する福知山駅である。
橋上駅舎化され、1番線が下り待避線、2番線は下り本線、3番線は上り本線、4番線は上り待避線となる。
現在の福知山線の一部となる尼崎から池田(現・川西池田)は1893年12月12日に摂津鉄道によって敷設された。
開業当時の池田駅は現在地とは異なり、猪名川の呉服橋近くにあったという。
摂津鉄道は1897年2月16日に阪鶴鉄道と合併、同年12月27日に宝塚まで延伸された。
同時に池田駅も仮設駅に移転されたが、翌年12月にこの仮設駅が焼失した。
阪鶴鉄道はその後も延伸を続け、1899年7月15日に福知山南口(現・福知山)まで延伸した。
1901年4月1日に仮設駅から現在地に移転された。
阪鶴鉄道は1907年8月1日に国有化、1909年10月12日の線路名称制定で阪鶴線となる。
1912年3月1日の線路名称改定で阪鶴線のうち福知山以南が福知山線となる。
1951年8月1日に駅名を「川西池田」に改称した。
阪急宝塚線と能勢電鉄妙見線の川西能勢口駅まではペデストリアンデッキで繋がれ、約550mの距離にある。
駅前には源満仲公の像が設置されている。

   源満仲公(清和源氏発祥の地 川西)

 今から千年余り前、第五十六代清和天皇の曾孫にあたる「源満仲」公は、
川西の多田盆地に移り住み、天禄元年(九七〇年)に多田院(現在の多田神社)を創建し、
清和源氏の磯を築きました。
 後生、鎌倉幕府を開いた源頼朝や全国に名を馳せた源氏武将たちは、
すべてこの満仲公の子孫であり、
市内には、多田神社をはじめ満願寺、頼光寺、小童寺など源氏ゆかりの寺社が数多く点在します。
 川西市は、我が国にはおける源氏と武士団発祥の地と言われています。

                平成十六年八月吉日
                     川西市観光協会


画像 dd15961
撮影時刻 2010/07/10 17:13:34

北口の源満仲公銅像。


画像 dd15960
撮影時刻 2010/07/10 17:11:54




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2017