125.JR中央本線東中野駅




JR東中野駅は島式1面2線の地上ホームを有する中央本線の駅である。
中央・総武緩行線のみホームがあり、中央快速線は通過する。
1番線は西行、三鷹方面が使用、2番線は東行、御茶ノ水、千葉方面が使用する。
中央本線の元となったのは、明治の鉄道黎明期に誕生した甲武鉄道である。
これは甲斐(現・甲府)と武蔵(現・東京)を結ぶ鉄道として、
1889年4月11日に新宿−立川間を開業させた。
その後、1894年10月19日には牛込(現・廃止)まで延伸、
翌年には飯田町まで延伸した。
飯田町は現在の飯田橋とは異なる。
1904年12月31日には御茶ノ水まで延伸した。
1906年3月31日公布の鉄道国有法により、甲武鉄道は国有化された。
その一方で八王子より先は官設鉄道として建設された。
1901年8月1日には八王子から上野原までが開業し、
1903年6月11日には甲府までの延伸した。
更に官設鉄道は延伸を進め、1906年6月11日には塩尻までの延伸を完了する。
また1908年4月19日には御茶ノ水から更に昌平橋(現・廃止)まで延伸し、
1909年10月12日に国有鉄道線路名称設定で中央東線となった。
1911年には中央西線を編入する形で中央本線となる。
1912年4月1日には万世橋が開業して昌平橋は廃止、
1919年1月25日に東京駅に乗り入れとなった。
こうして中央東線は現在の形で全通するのだが、
この時は塩尻峠を迂回するため、岡谷から辰野を経由して塩尻に至るルートであった。
現在の辰野支線が本線としての正式ルートだったのである。
現在のみどり湖を経由する新ルートになったのは1983年6月21日からで、
この時に岡谷から辰野に至り、塩尻に行くルートは辰野支線に格下げになった。
現在では言い出せんが岡山で直通していることから岡谷−辰野間はいいが、
塩尻−辰野間は123系1両編成が1両のみで運行をになっているのが現状である。
一方で中央西線は官設鉄道として1900年7月25日に名古屋−多治見間が開業し、
1911年5月1日には木曽福島まで延伸した。
塩尻−宮ノ越間は1910年11月25日に中央東線として開業したが、
1911年5月1日に宮ノ越から木曽福島の間が開業し、
中央本線が全通した時に宮ノ越から塩尻k間が中央西線に編入されている。
東中野に駅が出来たのは甲武鉄道が国有化される直前の、
1906年6月14日で、当時は“柏木”の駅名だった。
開業当時は東口のみだったが、1928年に東口駅舎を改修、西口が設置された。
1917年1月1日に駅名を“東中野”に改称した。
1997年12月19日に都営地下鉄12号線が開業、
都営地下鉄12号線は2000年4月20日に“大江戸線”に改称された。
2012年8月31日に画像の駅ビル「アトレヴィ東中野」が開業した。

画像 dd26325
撮影日時 2020/11/01 9:55:57


JR東中野駅旧東口北側。


画像 de8002
撮影時刻 2003/06/08 08:10:47
JR東中野駅旧東口南側。


画像 de8003
撮影時刻 2003/06/08 08:12:45
JR東中野駅西口南側。


画像 de8004
撮影時刻 2003/06/08 08:15:38




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