1252.JR山陽本線厚狭駅



JR厚狭駅は単式1面1線と島式3面6線の計4面7線構造の地上ホームを有する山陽本線の駅である。
但し、現在は5番線と8番線の使用が停止され、ポイントも撤去されていることから、
ホームには柵も設置されて立ち入り出来なくなっており、実質的には4面5線が使用されていることになる。
在来線は所属線の山陽本線のほか、美祢線の起点駅ともなっている。
また山陽新幹線の停車駅でもあり、相対式2面2線の高架ホームを有する。
在来線は1番線、2番線が美祢線と山陽本線の上下線、3番線が山陽本線下り、
4番線はホームがない中線で欠番、5番線は現在使用停止、
6番線は山陽本線上り、7番線は山陽本線下り、そして8番線は現在使用中止になっている。
新幹線ホームは11番線が上り、12番線が下りとなっており、中線は上下2本あって通過列車が使用する。
山陽本線は山陽鉄道が敷設した路線であり、
1900年12月3日に三田尻(現・防府)から延伸した時に終着駅として開業した。
1901年5月27日に馬関(現・下関)まで延伸して途中駅となった。
また1905年9月13日には山陽鉄道の支線が大嶺(現・廃止)まで開通した。
山陽鉄道は1906年12月1日に国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定で山陽本線となり、支線は大嶺線となる。
大嶺線は美祢軽便鉄道が敷設した路線とともに美禰線(現・美祢線)となった。
山陽新幹線が岡山から博多まで延伸開業して全通したのは1975年3月10日だが、
厚狭に駅が開業したのは1999年3月13日で構造上は16両編成対応になっているが、
定期列車は「こだま」しか停車せず、屋根は6両分しか設置されていない。


画像 dd16186
撮影時刻 2010/08/20 06:06:52

JR厚狭駅南口(新幹線口)。


画像 dd16189
撮影時刻 2010/08/20 06:16:04




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