1256.平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線関門海峡めかり駅



平成筑豊鉄道関門海峡めかり駅は単式1面1線の地上ホームを有する門司港レトロ観光線の駅である。
駅名の“めかり”は付近の地域名「和布刈」に由来しており、この名は和布刈神社から来ている。
和布刈神社は神功皇后の三韓征伐後に奉祀されたもので西暦200年、仲哀天皇9年の創建とされる。
「和布刈」とは「ワカメを刈る」の意であり、海岸でワカメを刈り取って神前に供える和布刈神事が行われる。
門司港レトロ観光線は門司港レトロ地区の観光鉄道としてJR貨物が所有していた鹿児島本線貨物支線、
及び北九州市が保有する田野浦公共臨港鉄道の廃線跡を転用して開業したものである。
JR貨物が所有していた門司港から外浜までの鹿児島本線貨物支線を北九州市が買い取り、
北九州市が第三種鉄道事業者として路線を所有し、平成筑豊鉄道が車両を所有して運行を行う。
敢行に特化した路線ということでトロッコ列車1編成のみが在籍している。
客車は国鉄の無蓋貨車トラ70000形を改造した島原鉄道のトロッコ車両2両を、
南阿蘇鉄道でトロッコ列車を牽引していたディーゼル機関車が前後に連結されている。
ネーミングライツで山口銀行により「やまぎんレトロライン」とされたが、
山口銀行の九州の営業が北九州銀行に譲渡されたことに伴い、「北九州銀行レトロライン」に改称された。
列車の愛称は「潮風号」となっており、ディーゼル機関車のヘッドマークが掲げられている。


画像 dd16216
撮影時刻 2010/08/20 11:44:12



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