1260.JR予讃線伊予西条駅



JR伊予西条駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する予讃線の駅である。
駅舎側の単式ホームと島式ホームは跨線橋で結ばれ、1番線は上り、2番線は下りが使用、
3番線は待避線として上下線の普通列車、上りは一部快速列車が使用する。
伊予西条は運転上の拠点にもなっており、予讃線の運転系統もここで切り替わり、
普通列車や一部快速列車は伊予西条で終着、始発する設定が多い。
駅に隣接して「鉄道歴史パーク in SAIJO」があり、鉄道関連施設が集中する。
特に「四国鉄道文化館」はJR四国が所有する鉄道車両を保存する施設であり、
また「十河信二記念館」は第4代国鉄総裁で戦後新幹線計画を提唱した十河信二の遺品を展示している。
予讃線は高松から多度津と現在は土讃線に組み込まれている多度津から琴平までの区間を讃岐鉄道が敷設、
讃岐鉄道は1904年12月1日に山陽鉄道に買収され、1906年12月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定で讃岐線となる。
その後多度津から松山方面に延伸開業していき、
1921年6月21日に伊予土居から伊予西条までが延伸開業、この時終着駅として開業した。
その後も延伸され、1927年4月31日に松山まで延伸が完了、
1930年2月27日には南郡中(現・伊予市)まで延伸、
この年の4月1日に現在の予讃線である高松から南郡中までと多度津から阿波池田までが予讃線に改称、
1933年4月1日に予讃線から予讃本線に名称が変更された。
下灘から八幡浜までは愛媛鉄道が敷設、1933年10月1日に国有化されて愛媛線となる。
1935年10月6日下灘から伊予長浜までが延伸開業、伊予長浜まで延伸していた予讃本線と接続、
愛媛線を1,067mmに改軌して予讃本線に編入した。
また同年11月28日に支線の多度津から阿波池田までを分離、高知線に編入して土讃線とした。


画像 dd16263
撮影時刻 2010/08/21 14:11:19

近接する四国鉄道文化館。


画像 dd16265
撮影時刻 2010/08/21 14:27:58




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