1285.JR土讃線大歩危駅



JR大歩危駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する土讃線の駅である。
駅舎とホームは構内踏切で繋がれていて、駅舎側には島式ホームがあり、その奥に単式ホームとなる。
土讃線上下線が全てのホームを使用するが、特急列車は島式ホームの1番線、2番線のみを使用する。
駅名は「おおぼけ」と読み、上りの次の駅は「小歩危」と書いて「こぼけ」という駅である。
駅舎の反対側は渓谷になっており、構内踏切の先は遊歩道に繋がっている。
土讃線は多度津から琴平までは現在の予讃線の一部を建設した讃岐鉄道によって18895月23日に敷設され、
讃岐鉄道は1904年12月1日に山陽鉄道が買収、その山陽鉄道も1906年12月1日に国有化された。
1909年10月12日の線路名称制定で讃岐線となり、1930年4月1日に予讃線と改称された。
1914年3月25日に徳島線が川田から阿波池田までが開業、
1931年9月19日には阿波池田から三縄まで延伸された。
一方、豊永から須崎までの区間は高知線として建設され、1935年11月28日に豊永から三縄までが敷設、
徳島線の阿波池田から佃までと予讃線の多度津までが繋がり、多度津から須崎までが土讃線となる。
大歩危もこの時に“阿波赤野”の名称で同時に開業した。
戦後の1950年10月1日に大歩危に改称、隣の西宇は小歩危に改称されている。
駅の裏側にある吉野川の渓谷には平家落人の里や祖谷渓やかずら橋がある。


画像 dd18752
撮影時刻 2012/09/15 17:43:42



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