1293.山陽電鉄飾磨駅
山陽電鉄飾磨駅は櫛形2面3線の地上ホームを有する山陽電鉄本線の駅である。
また飾磨から分岐する網干線の起点ともなっている。
ホームは島式ホームの真ん中に頭端式ホームが設置されている形で、
外側の1番線は本線下り、3番線は本線上りが使用し、
頭端式となっている2番線は網干線が使用する。
また網干線の先には飾磨車庫があり、網干線は本線下りの一部を使用してホームと接続する。
駅舎とホームとは跨線橋で結ばれており、頭端の反対側にそれぞれ階段が設置されている。
山陽電気鉄道は兵庫から明石までに軌道線を敷設した兵庫電気軌道と、
明石駅前(現・山陽明石)から姫路駅前(現・山陽姫路)までを敷設した神戸姫路電気鉄道に由来する。
1907年に設立された兵庫電気軌道は1917年4月12日に兵庫から明石の区間が完成した。
1919年に設立された明姫電気鉄道、のちに社名変更して神戸姫路電気鉄道は、
1923年8月19日に明石から姫路までの区間を完成させた。
現在の関西電鉄の前身となった宇治川電気が1927年1月1日に兵庫電気軌道を合併、
3ヶ月後の同年4月1日には神戸姫路電気鉄道を合併し、
翌年の1928年8月26日には兵庫から姫路への直通運転も開始された。
宇治川電気は1933年6月6日に電鉄部を独立させ、山陽電気鉄道が設立された。
飾磨に駅が出来たのは神戸姫路電気鉄道が明石から姫路まで敷設した1923年8月19日で、
開業時の駅名は「播磨町」だったが、翌年の1924年1月16日には「電鉄播磨」に改称された。
1940年10月15日には網干線が部分開業、1941年7月6日に全通する。
画像 dd18880
撮影時刻 2013/01/12 14:51:35
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