1303.岳南電車岳南富士岡駅
岳南電車岳南富士岡駅は島式1面2線の地上ホームを有する岳南鉄道線の駅である。
駅舎とホームは構内踏切で結ばれていて、駅舎内には模型店が入っている。
岳南電車は岳南鉄道が2013年に鉄道部門を子会社化して設立した完全子会社である。
東海道本線鈴川(現・吉原)駅は東海道吉原宿からは離れた場所にあり、
鈴川と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として戦前に敷設された日産重工業専用鉄道を一部流用して、
1949年11月18日に鈴川(現・吉原)から吉原本町までの区間が開業した。
翌年1950年4月18日に吉原(現・本吉原)まで延伸、
1951年12月20日に岳南富士岡まで延伸、この時終着駅として同時に開業した。
1953年1月20日に岳南江尾まで延伸し、全区間が開業した。
旅客営業のほかに貨物営業も行っていたが、2012年には貨物列車の運行を廃止、
鉄道部門の収益悪化に伴って2013年4月1日に子会社化した。
岳南鉄道はもともと駿豆鉄道(現・伊豆箱根鉄道)が主に出資して設立されたが、
1956年9月に富士山麓電気鉄道(現・富士急行)の系列に移った。
駅構内にはいくつかの留置線があり、
また東海電化工業富士工場や広栄化学工業富士工場の専用線もあったが既に撤去させられている。
画像 dd19006
撮影時刻 2013/04/27 12:15:58
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