1304.岳南電車須津駅
岳南電車須津駅は島式1面2線の地上ホームを有する岳南鉄道線の駅である。
駅舎とホームは構内踏切で結ばれていて、既に駅舎は撤去されている。
岳南電車は岳南鉄道が2013年に鉄道部門を子会社化して設立した完全子会社である。
東海道本線鈴川(現・吉原)駅は東海道吉原宿からは離れた場所にあり、
鈴川と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として戦前に敷設された日産重工業専用鉄道を一部流用して、
1949年11月18日に鈴川(現・吉原)から吉原本町までの区間が開業した。
翌年1950年4月18日に吉原(現・本吉原)まで延伸、
1951年12月20日に岳南富士岡まで延伸、
1953年1月20日に岳南江尾まで延伸し全区間が開業、
須津もこの時に同時に開業した。
旅客営業のほかに貨物営業も行っていたが、2012年には貨物列車の運行を廃止、
鉄道部門の収益悪化に伴って2013年4月1日に子会社化した。
岳南鉄道はもともと駿豆鉄道(現・伊豆箱根鉄道)が主に出資して設立されたが、
1956年9月に富士山麓電気鉄道(現・富士急行)の系列に移った。
かつては側線や福泉醸造工業(現・福泉産業)や、
鶴見曹達、播磨化成への専用線もあったが既に撤去されている。
画像 dd19014
撮影時刻 2013/04/27 12:43:29
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