1311.東急電鉄都立大学駅



東急電鉄都立大学駅は相対式2面2線の高架ホームを有する東急東横線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用する。
東急東横線は東京横浜電鉄が敷設した路線で、
官設鉄道(現・東海道本線)が新橋から横浜まで敷設されたことに対抗し、
渋谷から横浜を結ぶ路線として敷設されている。
東京横浜電鉄が1926年2月14日に丸子多摩川(現・多摩川)から神奈川までの区間を開業、
目蒲線と相互乗り入れして目黒から神奈川まで直通運転を開始する。
翌年の1927年8月28日には丸子多摩川から渋谷まで延伸、この時に同時に開業した。
1928年5月18日には神奈川から高島(後の高島町、現廃止)までが開業、
1932年3月31に桜木町まで延伸し全通した。
1939年10月1日に東京横浜電鉄が目黒蒲田電鉄に合併後、東京横浜電鉄に改称する。
戦時中の1942年5月1日に小田急電鉄、京浜電気鉄道(現・京浜急行電鉄)を合併、
社名も東京急行電鉄に改称されたが戦後に小田急と京急は独立した。
開業時の駅名「柿の木坂」で開業当時は相対式2面2線の地上ホームだった。
駅名は開業時の所在地の荏原郡碑衾村大字衾の字柿ノ木坂だったためで、
東京横浜電鉄の事実上の創業者である五島慶太の沿線開発策の一環として、
現在の都立大学の前身である旧制府立高等学校を誘致、
それに併せて駅名も1931年7月25日は「府中高等前」に改称、
同年8月頃に島式1面2線の地上ホームとなった。
翌年の1932年3月31日に「府立高等」に改称、戦時中の1943年12月1日には「都立高校」に改称、
1952年7月1日に現在の駅名である「都立大学」に改称された。
都立大学は1991年多摩ニュータウンに移転したが、駅名はそのまま残った。


画像 dd19041
撮影時刻 2013/05/05 09:16:08



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