1325.JR豊肥本線新水前寺駅



JR新水前寺駅は単式1面1線の高架ホームを有する豊肥本線の駅である。
豊肥本線は大分から熊本を結ぶ九州を横断する路線で、148.0kmの単線路線で、
熊本から肥後大津までが交流電化され、肥後大津から大分までは非電化区間となっている。
豊肥本線は大分から玉来までは犬飼軽便線として敷設、宮地から熊本までは宮地軽便線として敷設され、
両線を繋いで豊肥本線となった地方交通線で、一部にはスイッチバックもある。
1914年4月1日に犬飼軽便線として大分から中判田間が部分開業、
1916年9月1日には竹中まで延伸、1917年7月20日には犬飼まで延伸、
1921年3月27日には三重町まで延伸した。
犬飼軽便線は1922年9月2日に犬飼線に改称、同年11月23日には緒方まで延伸、
1923年12月20日には朝地まで延伸、1924年10月15日には豊後竹田間まで延伸、
1925年11月30日には玉来まで延伸して犬飼線としては全通した。
一方、熊本側からは1914年6月21日に宮地軽便線として肥後大津まで部分開業、この時終着駅として開業した。
1916年11月11日には立野まで延伸、1918年1月25日には宮地まで延伸した。
宮地軽便線も1922年9月2日に宮地線に改称されている。
1928年2月12日には立野から高森までの区間も開業している。
同年12月2日には犬飼線と宮地線を結ぶ区間が開業、両線を併せて豊肥本線と改称された。
大分から延伸した豊肥本線は1914年6月21日に熊本から肥後大津までの区間が開業、
この時に隣の水前寺駅が開業したが、まだ新水前寺は開業していなかった。
この地に最初に駅を開業したのは熊本市電で、1924年8月1日に水前寺駅前の電停名だった。
しかし実際の豊肥本線水前寺駅は熊本市電水前寺駅前電停とは約500m離れており、
乗り換えに不便なため、1988年3月13日にJR九州によって新水前寺が開業した。
開業当時は地上線だったため駅舎も地上にあったが、2010年6月19日に高架化された。


画像 dd19442
撮影時刻 2013/08/23 16:13:00



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