1337.JR日南線油津駅
JR油津駅は島式1面2線の地上ホームを有する日南線の駅である。
駅舎とは構内踏切で結ばれていて、開業当時の駅舎が今も使用されている。
日南線は宮崎空港線の起点駅になっている田吉までは交流電化されているものの、
大部分は非電化単線区間となっている全区間88.9kmの地方交通線である。
日南線の起点の南宮崎から内海までの区間を最初に敷設したのは宮崎軽便鉄道で、
1913年に 赤江(現・南宮崎)から内海までの全区間がが開業した。
宮崎軽便鉄道は1920年に社名を宮崎鉄道に変更、戦時政策によって宮崎鉄道は宮崎交通になる。
1962年1月に起きた土砂崩れのため一部区間が休止、同年7月1日に路線廃止となった。
油津から飫肥までの区間は宮崎県営鉄道が飫肥線として敷設した区間で、
1913年8月18日に飫肥から油津までの区間が開業した。
この時開業した飫肥は1931年9月8日に東飫肥に改称の上、新しく飫肥が延伸開業した。
これとは別に1932年8月1日に宮崎県営軌道が星倉から大藤までの区間が開業した。
宮崎県営鉄道飫肥線と宮崎県営軌道は1935年7月1日に国有化され、油津線となった。
志布志から北郷までは志布志線として開業した区間で1935年4月15日に志布志から榎原までが開業、
1936年3月1日に大堂津まで延伸、1937年4月19日に油津まで延伸、この時同時に開業した。
1941年10月28日に北郷まで延伸、この時に飫肥も同時に開業した。
廃線となった宮崎交通の南宮崎から内海までの区間を流用して北郷までが新規に敷設され、
志布志線を編入して南宮崎から志布志までの区間が1963年5月8日に日南線として開業した。
1996年7月18日に宮崎空港線が開業し、それに併せて南宮崎から田吉までの区間が電化された。
画像 dd19641
撮影時刻 2013/09/15 11:26:59
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