1338.JR日南線志布志駅
JR志布志駅は単式1面1線の地上ホームを有する日南線の終着駅である。
ホームに接している線路は1本ながら何本かの側線がある。
因みに所在地は鹿児島県志布志市志布志町志布志となる。
日南線は宮崎空港線の起点駅になっている田吉までは交流電化されているものの、
大部分は非電化単線区間となっている全区間88.9kmの地方交通線である。
日南線の起点の南宮崎から内海までの区間を最初に敷設したのは宮崎軽便鉄道で、
1913年に 赤江(現・南宮崎)から内海までの全区間がが開業した。
宮崎軽便鉄道は1920年に社名を宮崎鉄道に変更、戦時政策によって宮崎鉄道は宮崎交通になる。
1962年1月に起きた土砂崩れのため一部区間が休止、同年7月1日に路線廃止となった。
油津から飫肥までの区間は宮崎県営鉄道が飫肥線として敷設した区間で、
1913年8月18日に飫肥から油津までの区間が開業した。
この時開業した飫肥は1931年9月8日に東飫肥に改称の上、新しく飫肥が延伸開業した。
これとは別に1932年8月1日に宮崎県営軌道が星倉から大藤までの区間が開業した。
宮崎県営鉄道飫肥線と宮崎県営軌道は1935年7月1日に国有化され、油津線となった。
日南線の志布志から北郷までは志布志線として開業した区間であり、
志布志線は1923年1月14日に都城から末吉まで開業、1924年3月25日に大隅松山まで延伸、
1925年3月30日に志布志まで延伸開業した。
さらに1935年4月15日に志布志から榎原までが開業、
1936年3月1日に大堂津まで延伸、1937年4月19日に油津まで延伸、
1941年10月28日に北郷まで延伸して全通した。
しかし1963年5月8日に北郷から志布志までの区間が日南線に編入、現在の日南線が全通した。
都城から西都城は1932年12月6日に日豊本線に編入されていて、
残った西都城から志布志までが志布志線となったのだが、
第2次特定地方交通線として廃止が承認され、1987年3月28日に廃止された。
また志布志から国分まで敷設されていた大隅線も同じく第2次特定地方交通線に指定され、
1987年3月14日に全線が廃線された。
画像 dd19663
撮影時刻 2013/09/15 13:30:26
駅近くの鉄道記念公園。 画像 dd19646 撮影時刻 2013/09/15 13:11:10 |
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