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1350．若桜鉄道八東駅

若桜鉄道八東駅は単式１面１線の地上ホームを有する若桜線の駅である。
単式ホームだが構造上は島式ホームとなっていて､その片面を営業線として使用､
駅舎側の線路にはワフ３５０００形有蓋緩急車ワフ３５５９７が留置されている。
無人駅だが､駅舎は有人駅時代の事務所部分を山岡電機八東工場が入っている。
若桜線は国有鉄道として改正鉄道敷設法別表第８８号の予定線､
“鳥取県郡家ヨリ若桜ヲ経テ兵庫県八鹿附近ニ至ル鉄道”として部分開業した路線である。
１９３０年１月２０日に郡家から隼人までが部分開業､
同年１２月１日に若桜まで延伸して全通､この時同時に開業する。
予定では八鹿附近まで延伸することになっていたが､この先は建設されることはなかった。
１９８１年に国鉄再建法の第１次廃止対象特定地方交通線として廃止承認された。
これを受けて第三セクター化されることが決定され､
国鉄分割民営化でＪＲ西日本に継承された半年後の１９８７年１０月１４日に若桜鉄道に転換された。

画像 dd19883
撮影時刻 2014/03/15 10:21:16