1351.若桜鉄道隼駅



若桜鉄道隼駅は単式1面1線の地上ホームを有する若桜線の駅である。
単式ホームの一部を切り欠いて線路が設置され、
電気機関車ED30形1号機と客車オロ12形6が留置されている。
線路は2両分のみが設置され、本線とは接続していない。
電気機関車は北陸鉄道で使用されていたものを2010年に譲受、
客車はJR四国高知運転所所属の車両を2011年に譲受、2両を連結して保存している。
駅名の隼がスズキのバイクのハヤブサと同じことからライダーが集まるようになり、
簡易宿泊施設ライダーハウスとして客車オロ12形6を導入した。
若桜線は国有鉄道として改正鉄道敷設法別表第88号の予定線、
“鳥取県郡家ヨリ若桜ヲ経テ兵庫県八鹿附近ニ至ル鉄道”として部分開業した路線である。
1930年1月20日に郡家から隼人までが部分開業、この時終着駅として開業した。
同年12月1日に若桜まで延伸して全通した。
予定では八鹿附近まで延伸することになっていたが、この先は建設されることはなかった。
1981年に国鉄再建法の第1次廃止対象特定地方交通線として廃止承認された。
これを受けて第三セクター化されることが決定され、
国鉄分割民営化でJR西日本に継承された半年後の1987年10月14日に若桜鉄道に転換された。


画像 dd19898
撮影時刻 2014/03/15 10:21:16



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