1365.京成電鉄立石駅



京成電鉄立石駅は相対式2面2線の高架ホームを有する押上線の駅である。
1番線は押上線上り、2番線押上線下りが使する。
京成電鉄は1909年6月30日に創立された京成電気軌道がその前身で、
当初ら東京と成田山を結ぶ参拝路線として軌道線を計画していた。
1912年11月13日に押上から曲金(現・京成高砂)までと曲金から江戸川までが開業、
この時に“立石”の駅名で開業した。
1923年、荒川用水路開削のため四ツ木から立石の経路が変更、
これに伴って駅の位置も移動した。
1931年11月18日に“京成立石”に駅名が変更された。
2番線ホームの「江戸名所 立石の図」には駅名の由来となった奇石「立石」に関する記述がある。

 葛飾史蹟
   奇石「立石」

 奇石として知られている「立石」はこの駅から八分ばかりの所、南蔵院の西隣にあります。
 昔は地上高く露出していたが、今はわずかに露出するだけになっています。
 古書によると寒さによってあちこちとかけるが暖かくなると又もとのようになる不思議な石で
 この石の根元をさぐろうとして掘り下げたこともあったが、
 いくら掘ってもわからず村内に悪い病気がはやったのでそのたたりだとして
 おまつりするようになったといわれていのす。
 鳥居竜蔵博士の説によると古代先住民の宗教的な遺蹟だとされ
 低地帯にはめずらしい存在だといわれています。


画像 dd20008
撮影時刻 2014/05/03 09:26:39

2番線ホームの「江戸名所 立石の図」。


画像 dd20010
撮影時刻 2014/05/03 09:32:06




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