1374.西日本鉄道西鉄二日市駅
JR西鉄二日市駅は単式1面と島式3面5線の地上ホームを有する天神大牟田線の駅である。
所属路線の天神大牟田線のほか、太宰府線が接続し起点駅となっている。
単式ホームと隣の島式ホームの両方から乗降できる線路は太宰府線の専用で、
1番線の単式ホームが太宰府線の専用となっており、
隣の島式ホームの2番線からも乗り降りできるようになっていて、多客期の降車用として使用される。
3番線と真ん中の島式ホームの4番線もひとつの線路が両方から乗降できるようになっており、
3番線は天神大牟田線と太宰府線を直通する上下線が使用するほか、一部太宰府線へ折り返す列車も使用される。
島式の真ん中のホームと外側のホームの間には線路が2本走っており、
島式の真ん中のホームから乗降する5番線は天神大牟田線下りが使用、
島式の外側ホームが接続する6番線と7番線は天神大牟田線上りが使用する。
天神大牟田線は九州鉄道と大川鉄道によって敷設された路線で、
福岡から熊本までの開業を目指していたが、用地買収などが難航し大牟田までの延伸で断念された。
1924年4月12日に福岡(現・西鉄福岡(天神))から久留米の区間が開業、
この時「二日市」の駅名で開業、1932年12月28日に津福まで延伸した。
上久留米から津福、大善寺を経由して榎津までを敷設していた大川鉄道が、
1937年6月22日に九州鉄道に合併され、津福から大善寺の区間が改軌して電された。
同年10月1日には大善寺から柳河(現・西鉄柳川)までが延伸、
1938年9月1日に柳河(現・西鉄柳川)から中島(現・西鉄中島)までが開業、
同年10月1日には栄町(現・新栄町)まで延伸、1939年7月1日に大牟田まで延伸、全通した。
戦時中の1942年9月19日に九州電気軌道が九州鉄道を含む4社を合併した。
その3日後の9月22日に九州電気軌道は西日本鉄道に改称された。
この時に駅名も「西鉄二日市」に改称された。
現在の駅舎が完成したのは1969年である。
画像 dd20151
撮影時刻 2014/05/23 08:09:26
西鉄二日市東口駅。 画像 dd20149 撮影時刻 2014/05/23 08:05:19 |
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