1380.西日本鉄道甘木駅



西日本鉄道甘木駅は島式1面2線の地上ホームを有する甘木線の駅である。
西鉄甘木線は三井電気軌道によって敷設された路線で、
三井電気軌道は三井郡北野町(現・久留米市北野町)を中心に軌道線を計画していた。
甘木線はその中のひとつで、1913年7月18日に福島から日吉町が開業、
1915年10月15日に宮の陣から北野までの区間が開業、
1916年9月27日には日吉町から櫛原までが延伸、
1921年12月8日には北野から甘木までが延伸、
1924年3月13日には櫛原から宮の陣までが開業、福島から甘木までが全通した。
三井電気軌道は同年6月30日に九州鉄道に合併され、開業区間は三井線となる。
九州鉄道は戦時中の1942年9月19日に九州電気軌道に合併、
3日後の9月22日には九州電気軌道は西日本鉄道に改称された。
戦後の1948年11月9日に昇圧の上、同年11月11日に宮の陣から日吉町が休止、
これに伴い三井線の甘木から宮の陣までを甘木線、日吉町から福島までを福島線と改称した。
さらに同年11月21日には宮の陣から学校前までを移設して大牟田線(現・天神大牟田線)と接続させた。
1952年4月25日には宮の陣から日吉町までを正式に廃止、
1958年11月27日には福島線を廃止して現在の形になった。
駅舎は1948年に建築されたもので、西日本鉄道最古参である。


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撮影時刻 2014/05/23 13:11:44



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