1382.西日本鉄道太宰府駅
西日本鉄道太宰府は頭端式3面2線の地上ホームを有する太宰府線の終着駅である。
島式1面2線の反対側に相対式ホームで挟み、終端を繋げて改札を設置した形になっている。
真ん中の2番線及び3番線は乗降用になっており、1番線と4番線は降車専用になっている。
太宰府線は西日本鉄道天神大牟田線西鉄二日市から分岐して太宰府までを結ぶ2.4kmの単線である。
現在の鹿児島本線に当たる九州鉄道二日市と太宰府を結ぶ馬車軌道を敷設するため、
1902年5月15日に設立された太宰府馬車鉄道により、
同年5月1日太宰府から二日市駅前(湯町口)までの区間が開業する。
太宰府馬車鉄道は太宰府軌道に社名を変更、1913年から動力を馬力から蒸気に変更する。
現在の西日本鉄道となる九州鉄道の傘下に入り、1927年9月24日に太宰府から二日市までを電化、
蒸気区間として残された二日市から二日市駅前(湯町口)までが1929年9月5日に廃止され、
太宰府軌道は1934年6月30日に九州鉄道に合併され、太宰府線となった。
駅名の由来は最寄りの太宰府天満宮から来ており、駅前から参道上を東へ約300mの距離にある。
太宰府天満宮は菅原道真を主祭神とする神社であり、北野天満宮と並んで天満宮の総本社である。
菅原道真は右大臣であったが、当時左大臣藤原時平らの陰謀によって筑前国大宰府に左遷され、
翌々年の903年(延喜3年)にこの地で死去し、905年(延喜5年)8月に廟を建立、
その後、京都で道真の祟りと思われる出来事が頻発し、919年(延喜19年)に社殿が造営された。
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撮影時刻 2014/05/23 14:42:18
駅名の由来となった太宰府天満宮。 画像 dd20212 撮影時刻 2014/05/23 14:51:48 |
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