1383.JR篠栗線篠栗駅



JR篠栗駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する篠栗線の駅である。
所属路線名の篠栗線だが、一般的には福北ゆたか線と呼ばれる福岡近郊路線の一部として捉えられている。
福北ゆたか線とは福岡市、北九州市、筑豊地区を結ぶ路線として、
鹿児島本線黒崎から折尾経由で筑豊本線に入り桂川まで行き、ここで篠栗線に入る。
吉塚から再び鹿児島本線に入り博多に至る66.6kmの運転系統である。
ホームと隣接している単式ホームは1番線に付番、福北ゆたか線下りが使用、
島式ホームは2番線、3番線に付番、2番線、3番線は上りが使用、
3番線は上り列車が折り返して博多方面に向かう始発列車も使用する。
駅舎と島式ホームとは跨線橋で結ばれている。
篠栗線は1904年6月19日に九州鉄道が石炭輸送のために吉塚から篠栗までを敷設、
篠栗もこの時に終着駅として同時に開業した。
翌年1905年2月16日には博多まで鹿児島本線と変更する単線を敷設した。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化、1909年10月12日の線路名称制定で篠栗線となる。
敷設当時は鹿児島本線も篠栗線も単線として使用されていたが、
篠栗線を鹿児島本線に編入して複線化に利用するため、分岐点が再び吉塚となる。
筑豊地区から博多方面の短絡線として1968年5月25日に篠栗から桂川まで延伸、
筑豊本線と接続することになった。
2001年10月6日には篠栗線の電化が完了、
これと同時に電化路線として福北ゆたか線の愛称設定が決まった。


画像 dd20229
撮影時刻 2014/05/23 17:06:56



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