1390.島原鉄道島原外港駅



島原鉄道島原外港駅は相対式2面2線の地上ホームを有する島原鉄道線の駅である。
1960年11月11日開業だが、開業当時は加津佐まで路線があったため、
途中駅であり2つのホームで上下線に分けて使っていた。
2008年4月1日に島原外港から加津佐までが廃止され、終着駅となった。
しかし1997年4月1日に交換設備が撤去され、事実上1面1線の単式ホームとなっている。
2010年11月2日に乗務員の煙草の火の不始末により失火、駅舎が全焼した。
現在の駅舎は2011年8月18日に完成している。
島原鉄道は1908年5月5日に設立された島原半島一帯で、
鉄道、路線バス、船舶などを運営している地方私鉄である。
島原鉄道線は1911年6月20日に元諫早から愛野村(現・愛野)までが部分開業した。
同年8月21日には諫早から元諫早まで延伸、
1913年9月24日には島原湊(現・南島原)まで延伸し、島原鉄道線が全通した。
1935年6月1日に雲仙鉄道の営業委託を受けるが、1938年には廃止された。
島原鉄道によって開業した諫早から南島原までを北目線と呼ばれていた。
一方、1919年4月10日に設立された口之津鉄道によって、
1922年4月22日に島原湊−堂崎間が開業、
1928年3月1日には加津佐まで延伸され、全線が開通した。
南島原から加津佐までを南目線と呼ばれていた。
戦時中の1943年7月1日に島原鉄道が口之津鉄道を合併した。
しかし1991年6月3日に発生した雲仙普賢岳噴火の火砕流で甚大な被害を受ける。
復旧のために1995年10月に資本金増資し、長崎県と沿線市町の出資を受けた。
1997年4月1日に雲仙普賢岳噴火災害復旧工事が完成し運行再開、観光トロッコ列車運転開始した。
2008年4月1日に島原外港から加津佐までが廃止された。


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撮影時刻 2014/05/24 15:11:41



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