1392.JR長崎本線長与駅
JR長与駅は相対式2面2線の地上ホームを有する長崎本線の駅である。
長崎線の喜々津と浦上の間は新線と旧線があり、長与は旧線を代表する駅で、
旧線を長崎本線長与支線と称することもある。
橋上駅舎化されていて、1番線は上り、2番線は下りが使用、画像は東口(公園口)である。
長崎本線は1891年8月20日に九州鉄道佐賀線の名称で鳥栖から佐賀まで敷設したのが始まりで、
1895年5月5日に武雄まで延伸、現在の佐世保線に当たる経路で1897年7月10日に早岐まで延伸、
同年7月22日に長崎(現・浦上)まで延伸、この時長与も同時に開業した。
1898年1月20日に諫早と大村の区間が繋がり、同年11月27日に長与まで延伸した。
九州鉄道は1907年7月1日に国有化され、
1909年10月12日に佐賀から早岐までが長崎本線、早岐から佐世保が佐世保線となった。
現在の長崎本線のルートは有明線として1930年3月9日に肥前竜王まで部分開業、
1934年3月24日には諫早から工事が進められた区間が湯江まで部分開業、
諫早からの開業区間は有明西線、備前山口からの開業区間を有明東線とした。
有明東線は1934年4月16日に多良駅まで延伸、同年12月1日には多良から湯江まで開業、
有明線が全通、同時に有明線長崎本線に編入、既存の長崎本線は早岐から佐世保までを佐世保線に編入、
諫早から早岐までを大村線として分離させた。
1972年10月12日に電化路線として市布経由の短絡線が完成、こちらが本線となる。
旧線は非電化のまま残され、長与支線となった。
画像 dd20305
撮影時刻 2014/05/24 17:50:40
JR長与駅西口(大学口)。 画像 dd20304 撮影時刻 2014/05/24 17:47:54 |
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