1422.名古屋鉄道豊明駅
名古屋鉄道豊明駅は島式3面6線の地上ホームを有する名古屋本線の駅である。
豊明検車区が隣接しており、1番線、2番線は検車区から入線した下り始発列車が使用、
3番線は下り副本線、4番線は下り主本線、5番線は上り主本線、6番線は上り副本線が使用する。
名古屋鉄道は1894年6月に設立された愛知馬車銕道が2年後に名古屋電気鉄道に改称、
1898年5月に笹島−県庁前間を開業を始め、
名古屋市内から尾張北中部へと路線を延ばしていった。
1906年12月に尾張電車鉄道、一宮電気鉄道を吸収合併、
1919年4月に熱田電気軌道を合併、
1921年6月に市内線譲渡準備として名古屋鉄道が設立された。
名古屋電気鉄道は解散し、名古屋鉄道が名古屋以西の郊外路線を譲渡された。
名古屋鉄道は1925年8月に尾西鉄道を合併、
1930年8月に美濃電気軌道を合併、
同年9月に名古屋鉄道から名岐鉄道に社名変更した。
1935年3月には各務原鉄道を合併した。
名古屋以西は名岐鉄道によって整備されていったが、
名古屋以東は1909年9月に設立された知多電車軌道に始まる。
同社は1910年11月に愛知電気鉄道に改称し、
912年2月に伝馬町(現・廃止)−大野(現・大野町)を開通させた。
1922年7月に東海道電気鉄道を合併、
1926年12月に西尾鉄道を合併した。
1935年には現在の名鉄路線名古屋以西を敷設した名岐鉄道と、
名古屋以東を敷設した愛知電気鉄道が合併して名古屋鉄道が誕生した。
1939年9月に瀬戸電気鉄道を合併、
1940年9月に渥美電鉄を合併、
1941年6月に三河鉄道を合併、
1943年2月に知多鉄道を合併、3月に東美鉄道、竹鼻鉄道を合併、
1944年3月に碧海電気鉄道、谷汲鉄道、豊川鉄道、鳳来寺鉄道を合併した。
戦後の1954年10月に渥美線を豊橋鉄道へ譲渡した。
豊明に駅が設置されたのは1923年4月1日で、
地元の陳情により「阿野」の駅名で開業した。
1956年9月1日に「豊明」に改称、
かつては島式2面4線構造だったが1996年8月に橋上駅舎化された時に、
1999年に完成する豊明検車区への出入りを考えて3面6線構造に変更された。
画像 dd20686
撮影時刻 2014/11/26 13:31:01
名鉄豊明駅南口。 画像 dd20685 撮影時刻 2014/11/26 13:26:42 |
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