1432.名古屋鉄道笠松駅
名古屋鉄道笠松駅は単式1面1線と島式1面2線の地上ホームを有する名古屋本線の駅である。
また竹鼻線が分岐しており、島式ホームの外側が竹鼻線とホームとなっている。
名古屋本線の名鉄岐阜方面から分岐して竹鼻線が分岐しており、
島式ホームは分岐された線路に併せて扇形に広がっている。
そのため名古屋本線は相対式2面2線構造になっている。
竹鼻線は1番線、2番線は名古屋本線下り、3番線は名古屋本線上りが使用する。
名古屋鉄道は1894年6月に設立された愛知馬車銕道が2年後に名古屋電気鉄道に改称、
1898年5月に笹島−県庁前間を開業を始め、名古屋市内から尾張北中部へと路線を延ばしていった。
隣接する尾張電車鉄道、一宮電気鉄道、田電気軌道、
1921年6月に市内線譲渡準備として名古屋鉄道が設立された。
名古屋電気鉄道は解散し、名古屋鉄道が名古屋以西の郊外路線を譲渡された。
一方、名古屋鉄道は更に尾西鉄道、美濃電気軌道を合併、
同年9月に名古屋鉄道から名岐鉄道に社名変更した。
1935年3月には各務原鉄道を合併した。
名古屋以西は名岐鉄道によって整備されていったが、
名古屋以東は1909年9月に設立された知多電車軌道に始まる。
同社は1910年11月に愛知電気鉄道に改称し、
912年2月に伝馬町(現・廃止)−大野(現・大野町)を開通させた。
更に東海道電気鉄道、西尾鉄道を合併した。
1935年には現在の名鉄路線名古屋以西を敷設した名岐鉄道と、
名古屋以東を敷設した愛知電気鉄道が合併して名古屋鉄道が誕生した。
更に瀬戸電気鉄道、渥美電鉄、三河鉄道、知多鉄道、東美鉄道、竹鼻鉄道などを合併、
碧海電気鉄道、谷汲鉄道、豊川鉄道、鳳来寺鉄道を次々と合併した。
一方、竹鼻線は水路しかなかった沿線に竹鼻鉄道が、
1921年6月1日に当時の美濃電気軌道笠松線(現・名古屋本線)の笠松駅の移転予定地に、
新笠松駅を敷設して竹鼻までの区間を開業させた。
1930年8月20日には名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併、
戦時中の1943年3月1日に竹鼻鉄道が名古屋鉄道が合併され、竹鼻線となった。
画像 dd20763
撮影時刻 2014/11/27 14:24:32
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