1439.JR肥薩線栗野駅




JR栗野駅は島式1面2線の地上ホームを有する肥薩線の駅である。
もともとは単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の構造だったが、
駅舎に接している単式ホームはかつて山野線が発着していた。
山野線は水俣から栗野を結んでいたが、
国鉄再建法により第2次地方交通線に指定され1988年2月1日に廃線となった。
島式ホームとは跨線橋で結ばれている。
肥薩線は鹿児島線の延伸として1903年9月5日に隼人から横川(現・大隅横川)まで延伸、
この時栗野も同時に開業した。
1909年11月21日には松吉から人吉までが開業し、
現在の肥薩線が全通、しての区間が当時の鹿児島本線となった。
1912年10月1日には宮崎線が小林町(現・小林)から延伸してきて接続する。
旧鹿児島本線が山間部を走るようになったのは、
戦時に海から攻撃を受けにくいという理由だったと云われている。
1927年10月17日には鹿児島本線海岸ルートが完成し、
旧鹿児島本線は人吉経由の八代−鹿児島間が肥薩線として分離される。


画像 dd20818
撮影時刻 2014/12/12 15:26:54



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