1443.肥薩おれんじ鉄道阿久根駅



肥薩おれんじ鉄道阿久根駅は相対式2面2線の地上ホームを有する肥薩おれんじ鉄道線の駅である。
基本的には上下線とも駅舎側の1番線を使用、
上下線のすれ違いがある時は下り線は2番線を使用する。
鹿児島本線は九州鉄道が敷設した区間を国有化後に延伸して完成したが、
最初は八代から現在の肥薩線経由で敷設された。
陸路が選択されたのは海から艦隊によって攻撃されないようにという、
軍事的事情があったといわれている。
鹿児島本線の短絡線として川内線が敷設されることとなった。
1922年7月1日に川内町(現・川内)から西方までの区間を敷設、
1923年10月15日に阿久根まで延伸してこの時同時に終着駅として開業した。
1924年10月20日には宮之城線川内町−樋脇間が開通した。
1927年10月27日には川内線が全通し、
旧鹿児島本線の八代から吉松を経由して鹿児島に至る路線を肥薩線として分離、
川内線を鹿児島本線に組み入れることになった。
1987年1月10日には宮之城線が廃止、
2004年3月13日の九州新幹線鹿児島ルート部分開業に伴い、
八代−川内間が肥薩オレンジ鉄道として分離、転換された。
2014年に駅舎の改修工事が完了し、
阿久根市の公益財団法人「阿久根市美しい海のまちづくり公社」が駅管理をすることになった。


画像 dd20898
撮影時刻 2014/12/14 12:38:10



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